購入ガイド

いくらぐらいの住宅を購入するのか?それは現金払いなのか?それともローンを利用するのか?ローンなら頭金はいくらあるのか?ローンを申請する際には毎月の返済額を満たすのに十分な収入があるのか?過去のクレジットヒストリー(信用履歴)は十分かどうか?米国でも住宅の購入前には、まずはこういった資金面をクリアする必要があります。特に米国ではソーシャルセキュリティー番号(国民納税者番号)をもとにFICOスコアと呼ばれる偏差値で個人の信用度が判断できるシステムになっています。FICOスコアの良し悪しで利率や借り入れ手数料も変わってくるのです。有利な条件でローンするには850点中最低700点近いスコアが必要です。

渡米後まもなくで長期のクレジットヒストリーがない人に対してこれまでは購入物件総額の30%以上の頭金があり、さらに日本の銀行口座に十分な残高があれば、外国人用のローンを組む事も可能でしたが、融資状況はここにきて極端にきびしくなりクレジットヒストリーのない人にはほぼローンが不可能となりました。いずれにしても購入のまず第一歩として銀行やローン会社にこういった事前調査をしてもらい、予算を組むことが不可欠です。

予算と大体の地域が決まれば次は物件探しです。パソコンの普及率が高い米国では、住宅を掲載したホームページも多く、インターネットを使ってhomeseeker.com, realtor.comといったアドレスから、かなりの数の物件を検索することができます。しかしながら実際に物件を選ぶ際には、その地域で専門に業務を行っているリアルター(不動産エージェント)のサービスが欠かせません。物件の検索はあくまで購入手続きのほんの一部であり、その後の手続が実はプロに任せてよかったと思える領域です。
ちなみに、日本と違って買い手がリアルターに支払うコミッション(手数料)は、米国の場合売り手が支払うシステムになっており、買い手には一切手数料がかからないのです。このリアルターはMLS(マルッティプルリスティングサービス)と呼ばれるデータベースをもとに地域内のあらゆる売り物件の情報を手に入れられるので、より細かな情報を入手できます。MLSは日本のレインズのデータベースよりはるかに多い物件情報を提供しており、特に住宅物件においてほぼ100%のリアルターが情報提供しています。

米国の住宅には大きく分けてコンドミニアム(日本でいうマンション)とタウンハウス、そして一軒家の3つのカテゴリーがありますが、最近ではシングルディタッチトコンドミニアム、パティオホームと呼ばれるようなコンドミニアムと一軒家のクロスオーバーとなる形態の住宅も登場しています。それぞれの住宅の形態にも十分な理解が必要です。

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